遠足に行ってきました
桜新町の鍼灸、菜の花はりきゅう治療院の長谷川です。
先日、木枯らし一号が吹き、だんだん夜になると冷え込むようになってきましたね。皆様暖かくしてお過ごしください。
さて、私、長谷川は日曜日に技術研鑽のため東洋はり医学会品川支部の勉強会に通っているのですが、先日(10/19)その勉強会で支部旅行なる遠足に行ってまいりました。
朝10時に東急目黒線不動前駅に集合。五百羅漢寺と目黒不動尊、そして武蔵小山商店街にあるちゃんこ屋さんで宴会というコースでした。
目黒不動尊です。空気が澄んで綺麗でした
じつは、私長谷川は以前、不動前とほど近い、戸越銀座に住んでいたことがあったのですが、この2つのお寺には両方とも行ったことがなかったのです・・。
目黒不動尊は有名ですが、五百羅漢寺は存在すら知らなくて、まさか近所にこんな所があったとは・・とびっくりしてしまいました。
お釈迦さまにはたくさんのお弟子さんがいらっしゃいましたが、そのお弟子さんのことを「らかんさん」というそうです。
五百羅漢寺は、300体以上の「らかんさん」の像を安置しているお寺です。お寺の中は、撮影禁止なのでお見せできないのが残念ですが、一体一体個性があり、中には知り合いの方にそっくりな顔をしている像もあり、とても楽しめました。
らかんさんそれぞれが、お釈迦様の教えを持って安置されているのですが、その言葉をみているだけでも普段の生活を振り返って、なかなか出来てないんだよなぁ、と思ったり。。たとえば、「いつもすなおな心をもつ」とか「周りに左右されず信念をつらぬく」等ですね。
今後も人間的にも成長していけるように研鑽していきたいです。
そもそもなぜ鍼の勉強会の遠足で五百羅漢寺まで出かけていったのかといいますと、このらかんさんたちの中に、一体だけ、自分の脈を診ている像があるのですが、まさに、私が行っている脈診流の形そのものなのです。
釈迦の時代にも脈診があって、身体の状態を診ることができた人が存在したということなのですが、紀元前からすでに脈診があり、現代まで伝わってきているということは、それだけ脈診というものが優秀な診断法だからこれまで残っているのですよね。
普段はりの治療をするために使っている脈診ですが、なんだかさらに奥深いものに思え、考えさせられました。
ベテランの先生方が多い品川支部ですが、宴会では臨床の話はもちろん、大病を乗り越えた先生の体験談などもお聞きすることができ、とても充実した時間となりました。
これを励みにまた日々の臨床を頑張っていきたいと思います。
みんなで記念撮影をしました。日差しがまぶしく目を細めて写っていますが・・(^^;
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