はりきゅうで治療できる症状
鍼灸の治療というと、肩こりや腰痛などといった筋肉疾患だけと思われている方が多いのですが、実はその他にもさまざまな疾患に有効です。
西洋医学一辺倒の日本ではまだまだ認められていない鍼灸治療ですが近年欧米では、西洋医学のみでは完治が難しい疾患について代替医療、補完・相補医療という言葉を使って世界中の伝統的な医療を再評価する試みがなされてきました。徐々にその効果が国際的に認められて来ています。
- 打撲、捻挫、アレルギー疾患
- 花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息 など
- 婦人科疾患
- 生理前の不快症状(月経前症候群(PMS)、更年期障害 など
- 消化器症状
- 胃痛、吐き気、食欲がない、食が細い など
- 循環器症状
- 高血圧、動悸、痛風、不整脈、汗が出る(病的なものとして)、のぼせた感じがする など
- 風邪症状
- 風邪をひきやすい、発熱、悪寒
- 精神疾患
- うつ病、自律神経失調症、不眠症、パニック障害、イライラする、気持ちが落ち着かない など
- 小児のはり
- 夜泣き、疳の虫、夜尿症、虚弱体質の改善、小児ぜんそく など
- その他
- 全身疲労、疲れやすい、だるい、関節が痛む、背中がはる、痛む、やる気が出ない、冷える、冷え性、肌荒れ、肌のくすみ、肌のはりがおちた、アンチ・エイジング(美肌など)として
WHO(世界保健機構)が鍼灸治療で効果があると1996年に適応症リストを発表しました。
鍼灸が世界に認められるに従い、徐々に増えてくるものと思われます。
それ以外の疾患では効果がないのか?という心配はいりません。日本では古くからWHOのリストに載っていない疾患でも鍼灸の効果は知られていますので、お気軽にご相談ください。
- 神経系疾患
- 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
- 運動器系疾患
- 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症
- 循環器系疾患
- 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
- 呼吸器系疾患
- 気管支炎・喘息・風邪および予防
- 消化器系疾患
- 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
- 代謝内分秘系疾患
- バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
- 生殖、泌尿器系疾患
- 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
- 婦人科系疾患
- 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
- 耳鼻咽喉科系疾患
- 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエール病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
- 眼科系疾患
- 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
- 小児科疾患
- 小児神経症(夜泣き、疳の虫、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善