スタッフのご紹介
院長・鍼灸師
長谷川 菜季 はせがわ なつき
はり師・きゅう師(厚生労働大臣免許)
東洋はり医学会 会友
日本不妊カウンセリング学会 会員
日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー
神奈川県鎌倉市出身
夫と猫2匹と暮らす愛猫家でもあります。
※写真は生後5か月の銀二君です!
私とはり灸の出会いは、小学校低学年の時にさかのぼります。
当時、弟を産んだばかりの母が、お産の影響で坐骨神経痛になってしまったのです。週1回はりに通っていたのを記憶しています。
電話で色んな友達に「鍼はいいよー」と絶賛している母。
でもその時は、自分は「はり」というとぬい針をブスブス刺すのかと思っていましたから、怖くてたまらなかったです。母は痛みがあるから、仕方なく、鍼に行ってるんだ。じゃあ自分はそんなに痛い体験をしないように、はりのお世話には、絶対にならないぞ。
そう思っていました。
短大を卒業して、OLとして事務職で長く勤めていました。そんな時、23歳の時です。母がすい臓癌になりました。
当時は医学の知識なんて何もありませんでしたから、ひたすらお医者様のいうことを信じて、母が快方に向かうように祈るだけでした。大切な家族が大きな病気になってはじめて、「何もできない、そして病気のことが何もわからない自分」に無力さを感じました。
今思えば、これが自分のはりきゅう治療の道に進む、一番大きなきっかけだったかもしれません。痛みで苦しむ母に、少しでもはりきゅうの力で、痛みを和らげてあげられたなら、何もできなかった自分だけど、こんなに後悔することはなかったかもしれません。
母が亡くなってから、どうも疲れが取れない、肩こりや冷えがひどく、会社に行くのもつらい日々を送ることになります。
ふと子供の時にいやだった鍼を受けてみようか、と思い立ち、当時の先生にかかったところ、2回の治療で「なにか身体の内側から変わっていく自分」を実感したのです。
もともと仕事は大好きでしたから、元気で会社に行けるのが本当に嬉しかった。
そして、はり灸のすばらしさも実感した出来事でした。
この仕事を一生の仕事にしたい。自分が元気になったように、たくさんの方を元気を届けたいと思い、私は鍼灸師の夜学に入り、そして念願の鍼灸師になったのです。
菜の花の花ことばには、「元気いっぱい」「小さな幸せ」「豊かさ・財産」という意味があります。
はり灸治療で元気いっぱい、健康的な生活を営むお手伝いを、と願い治療院名に入れました。
また、施術者・長谷川菜季の名前の由来の花でもあるんですよ。