鍼灸の勉強会に参加をしています~東洋はり医学会~
桜新町の鍼灸、菜の花はりきゅう治療院の長谷川です。
思いもよらぬ2週連続の大雪で、皆様も週末は雪かきや交通機関の乱れなど、大変だったのではないでしょうか。まだ大分雪が路面に残っておりますので、お出かけの際は足元にお気をつけくださいね。
さて、昨日の日曜日はとても良く晴れ、気持ちのいい天気だったので、私の所属する「東洋はり医学会・渋谷支部」の勉強会に参加することができました。
ちょうど、私は2月の勉強会で症例発表が当たっており、年1回くらいは発表するようにしているのですが、この日は開業してから初めての発表でした。ここで日々の治療院での臨床の様子を報告しています。
演題は『味覚障害』についてです。
この場で毎日の臨床風景を発表することによって、ベテランの先生の目線から、もっと上手く患者さまを治していくためのアドバイスをいただくことができます。
また、自分が発表しない時は他の先生の治療のすすめ方を聞くことでもとても勉強になる時間です。
午後は実際に鍼を使った実技。モデル患者を治療していきます。この写真で患者として寝ているのは私です(笑)土曜日に雪かきをしたため、肩が痛くなってしまったので治療をしていただいているところです。この後、肩がすっきりして本日も元気に診療しております。
自分の治療院で一人で皆さんを治療していると、どうしても考えに偏りがでたり、鍼をしていく上でも「癖」がでてきてしまいます。このようにさまざまな先生の鍼を受け、治療していただくことで自分の勉強になります。もちろん、私が他の先生に鍼をすることもあります。
鍼灸師の勉強・技術向上は、資格を取って開業してしまえばおしまいというわけでもなく、一生勉強を続けていくことで追い続けるものなのだといつも思います。
開業してからも、今度は「患者さまを治す技術・工夫」「繁盛している鍼灸院になるにはどうすればいいか」など、勉強会に行くことで得る知識や技術はいっぱいあるのですね。
開業しても、患者さまが来なくて苦戦している鍼灸院は少なからずあります。
この勉強会では若手からベテランまでバランスよく鍼灸師の先生が揃っていますが、鍼灸専門家として成功している先生が多いです。
私も、治療院をオープンして約半年になりますので「若手」のグループに入りますが、安定して自分の治療院に患者さまにおいでいただけるのは、東洋はり医学会で定期的に技術向上に努めているのも理由の一つなのですね。
本当は日曜日も診療したいのですが・・こういった理由で月2回程度勉強会に出席し、皆様の症状に対応できるよう、技術研鑽に励んでおります。
また、現在、鍼灸学校に通われている方、すでに鍼灸の資格をお持ちの先生も東洋はり医学会ではいつでも一緒に勉強するメンバーを募集しております。
当渋谷支部では開業している鍼灸師の先生が多いこともあり、鍼の技術はもちろん、臨床の相談、開業相談についてもしっかりサポートさせていただいております。
是非一度聴講に参加されてみてはいかがでしょうか。
※注)2014年5月現在、わたくし長谷川は、東洋はり医学会品川支部に所属し、さらなる臨床技術の向上に努めております。渋谷支部も品川支部も、はり専門家を目指すうえでとても勉強になる支部です。
ぜひお気軽に聴講のお問い合わせをお待ちしております。
ということで最後は鍼の勉強会の宣伝になってしまいましたが、こんな所で勉強していますよ、という空気が伝われば幸いです。
菜の花はりきゅう治療院は今週も元気に診療いたしております。皆様のご来院、楽しみにお待ちしております。
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